ヘアマスカラとカラースプレーは、シャンプーで落ちる一時着色料です。髪の内部には入らず、表面に色をのせるだけなので、その日限りの染め方になります。
いちばん現実的な使い道は、次のカラーまでの間、生え際の白髪を隠すことです。
手軽な反面、雨や汗で落ちる、服につくといった弱点もあります。使いどころを間違えなければ便利な道具です。
ヘアマスカラ・カラースプレーとは?
どちらも髪の表面に色素を付着させるもので、髪の内部までは薬剤が入りません。シャンプーで落とせます。
- ヘアマスカラ — マスカラのようなブラシで、狙ったところだけ塗れます
- カラースプレー — 広い範囲にさっと吹きつけられます
一時着色料という分類で、ヘアマニキュアやカラートリートメントよりもさらに表面的な染め方です。
白髪隠しに使えるのはどっち?
塗る範囲で選びます。
| タイプ | 向く範囲 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ヘアマスカラ | 狭い・ピンポイント | 生え際の数本、こめかみ、分け目の際 |
| ポンポン(パフ)タイプ | 中くらい | 分け目まわり、つむじ周辺 |
| カラースプレー | 広い | 生え際全体、頭頂部をまとめてぼかす |
ヘアマスカラは、生え際に出てきた数本の白髪や、分け目の根元といった狭い範囲をピンポイントで塗るのが得意です。容器が小さく中身も少ないので、髪全体を染めることはできません。
カラースプレーは広範囲向きです。生え際全体や、つむじ周りをまとめてぼかしたいときはこちらになります。
そして最近人気なのが、ポンポンタイプ(チークを塗るときのパフのような形状)です。マスカラでは狭すぎるがスプレーでは広すぎる、というちょうど中間の範囲を埋める存在で、分け目まわりを自然にぼかすのに向いています。
サロンのカラーは根元が伸びてくると気になりますが、次の予約まではまだ間がある——そういうときのつなぎとして使うのが、いちばん現実的な使い道です。
おしゃれ用途としては?
一時的に色を変えられるので、その日のファッションに合わせたカラーチェンジができます。
学校や職場の規定で髪を染められない方でも、休日だけ楽しむという使い方ができます。ラメ入りのものやブラックライトで光るものなど、イベント向けの製品もあります。
ヘアマスカラなら、髪の一部にメッシュを入れるような使い方も手軽です。
デメリットは?
1. 水に弱い
雨、汗、プール、海。どれもだめです。染料が落ちて、肌や服が汚れます。白い服の日は避けてください。
2. 色ムラ・固まり
カラースプレーは吹き方によってムラが出ます。かけすぎると髪が固まってバリバリになります。少しずつ、離して吹くのがコツです。
3. 黒髪はほとんど染まらない
白髪はきれいに色が入りますが、黒髪に色をのせても目立ちません。「明るくする」ことはできない染め方です。
4. その日限り
翌日には落とす前提です。継続的に白髪を目立たなくしたいならカラートリートメントのほうが向いています。
きれいに落とすには?
基本はシャンプーで落ちますが、コツがあります。
- その日のうちに落とす。放置すると落ちにくくなります
- お湯で予洗いしてからシャンプーする。表面の色素をある程度流してから洗うと、一度で落ちます。サロンでもこの順番でご案内しています
- カラースプレーで固まっている場合は、無理にとかさない。先にお湯でゆるめてください。固まった状態でブラシを通すと髪を傷めます
落ちにくいと感じたら、2度洗いで十分です。専用のリムーバーは基本的に必要ありません。
よくある質問
枕や服につきますか?
つきます。就寝前には必ず落としてください。
毎日使っても大丈夫ですか?
毎日使うくらいなら、色持ちのする染め方に切り替えたほうが手間が減ります。カラートリートメントやヘアマニキュアをご検討ください。
帽子をかぶっても平気ですか?
帽子の内側に色がつくことがあります。
サロンでカラーする日に使っていても大丈夫ですか?
ご来店当日は使わずにお越しいただくのがおすすめです。シャンプーで落ちるものではありますが、表面に色素が残っていると施術に影響することがあります。前日までの使用については、念のため美容師にお伝えください。
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白髪や髪のお悩みに合った染め方は、サロンでもご相談いただけます。
