寝癖がつかない髪の毛の乾かし方

忙しいオトナ女性にとって就寝時についてしまう寝癖は大敵と言えます。
寝癖を直すことに時間を取られて朝の身支度が慌しくなってしまわないように、入浴後に正しい方法で髪の毛をケアしておくことが大切です。
そこで今回は、寝癖を予防するための乾かし方の手順と有効な対策についてお話しします。

目次

正しい順番で乾かす

ys15 / Pixabay

髪の毛が乾いて行くスピードは場所によって大きく異なります。
均等にしっかりと乾いていれば寝癖になりにくくなります。
また一度しっかりと形を整えて乾かせば、その形が固定されて変な癖がつかなくなるのも髪の特徴です!
この特徴を活かし、一番見えるポイントとになる前髪から整えるのもいい方法です!
特に夏場や暖房器具で室温が高くなっている部屋にいるとすぐに乾いて意図しない形の癖になってしまうので早めの対策が必要です。

前髪の次に当てるのが根元部分です。
根元は前髪とは逆に最も乾きにくい場所なので、ある程度時間が必要になります。
特に襟足や後頭部の根元は乾きにくいのでサイドよりこの2箇所を優先して風を当てましょう!

この時に注意しなくてはいけないのがドライヤーの当て方です。
ドライヤーから発せられる高熱を長時間髪の毛に当ててしまうと、主成分であるたんぱく質が固まって至る所にダメージホールと言われる空洞ができてしまいます。
そこから必要な栄養や水分が抜け落ちて外部からのダメージに弱くなってしまうのでドライヤーを使う時は小刻みに振って熱を分散させるのがコツです。
根元が乾いたら最後は中間と毛先を乾かしながら整えれば完了になります。

乾かす時に乾かす位置に対して風が上から当たるようにするとボリュームダウンに!下から当たるようにするとボリュームアップになるので慣れてきたらこのポイントも意識すると格段に仕上がりが変わります

冷風で仕上げることを忘れない

ドライヤーで髪の毛を乾かす時に忘れてしまう人も多いのが冷風による仕上げです
温風によって温められた髪の毛は、時間の経過と共に冷めていく段階で空気中に漂っている水分を吸収する特性を持っています。
寝癖はこの水素結合が行われている状態で寝てしまうことも原因の一つです。
ドライヤーで髪の毛を乾かした直後に冷風を当てて一気に冷ますことで水素結合を断ち切ってしまうことができます
せっかく髪の毛を温めたのに冷風で頭が寒くなるのが嫌という理由で行わない人も多くいますが、寝癖を予防するためにも仕上げに1分程度冷風を当てること大切です。

必要に応じて夜のうちに形を整えておく

髪の毛が長く毎朝のスタイリングに時間が掛かってしまうという人に最適となるのが癖づけになります。
これは寝る前にホットカーラーやヘアアイロンを使って髪の毛を整えて癖をつけておくテクニックです。
事前に形を作っておくことで就寝時に寝癖がついてしまうことを防げるのはもちろん、翌朝のスタイリングの手間を大幅に減らして忙しなくなりがちな身支度に余裕を持たせることができます。

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