いまや服やバッグを選ぶように、髪の色も自分好みのカラーにチェンジする時代。
季節や気分によって変えたり、白髪のカバーなど目的は様々ですが、アルカリカラーには「オシャレ染め(ファッションカラー)」と「白髪染め(グレイカラー)」の2つあります。
どちらも髪の毛の表面にあるキューティクルを一時的に開いて色の成分が髪の内部に浸透し、メラニン色素(黒味)を脱色したのちカラーを発色させる仕組みは同じです。
オシャレ染めと白髪染めの違いは<ブリーチ力>と<染毛力>の配合バランス。
オシャレ染めはメラニン色素のある髪を明るく染めることが目的なのでブリーチ力が高めに染毛力が低めなのに対して、白髪染めはオシャレ染めより染料の含有量が多く染毛力が高くなっています。
ひと昔前とは違い白髪染めも色のバリエーションが豊富になり「白髪=白髪染め」ではなく、《どの様な色》《仕上がり》にしたいか、《白髪の量》などでオシャレ染めor白髪染めどちらにするかを選びます。